Innocent Smile~ずっと一緒に~
「母さん………親父、いるだろ?」
どうやら、その女性は恭哉のお母さんのようだ。
「…こんばんは。」
思わず恭哉のお母さんが美人で見惚れてしまって、
挨拶が遅れてしまい、私は改めてペコリと頭を下げた。
それと同時に、スタスタとスリッパの音がゆっくりと聞こえてくる。
顔を上げると、見たことのある男性の姿があった。
その男性と直接話したことはもちろんないけれど、
我が社の会社概要にも大きく顔が載っていて、当たり前に見知っている。
今は、会社概要の写真で見るスーツ姿ではなく、
ポロシャツに綿のズボンというラフな格好の、社長だった。
「親父……昨日の話の続き、しに来た。」