Innocent Smile~ずっと一緒に~
辺りを見回してみると、『川原』という表札が掲げてある。
どうやらここは……恭哉の実家らしい。
ってことは、イコール社長のご自宅ってことだ。
セキュリティ? のようなものが解除されて、門扉が開いた。
恭哉に手を引かれて、敷地の中へ入る。
「親父が今日この時間、家にいることはわかってるし。
佐那子、俺が“運命”をブっ潰すとこ、見せてやるよ。」
「えぇぇ?!」
玄関の扉を開ける前にそんなことを言われ、
突然すぎて驚きの声をあげるしか私にはできない。
今から何が起ころうとしているのか。
間髪入れずにガチャリと音をたて、
恭哉は目の前の玄関扉を開けて、私を中に連れて入った。
家の中から、清楚な感じの女性が姿を現す。