Innocent Smile~ずっと一緒に~

「……ん、なるほど。
山口くんから聞いていたけどね……
君か、恭哉の相手というのは。」

「はい………すみません。」

「なんで佐那子が謝るんだよ。」


私の隣にいる恭哉から、鋭く言葉が突き刺さる。


だって……なんとなく謝ってしまったんだもの。
少なからず、川原家を騒がせてしまっているんだから。


そう思うと、悪いことはしていないという自負はあるのに、
“大人”という立場の自分が謝ってしまった。


「まぁいい。二人とも上がりなさい。」


玄関先に立ち尽くす私たちに、社長は穏やかな口調でそう言ってくれて。

私と恭哉はリビングに通され、すぐにお母さまが冷たいコーヒーを持ってきてくれた。


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