Innocent Smile~ずっと一緒に~
「はは。どうやら驚かせてしまったようだな。」
「当たり前だろ。
しかもさっきの山口さんの電話じゃあ、
俺たちがガン首揃えてるなんて、佐那子に伝わってねぇし。」
そう恭哉に言われて、山口さんが苦笑いを顔に貼り付ける。
私も同じような笑みを顔に貼り付けながら、
とりあえず私以外の三人の様子を伺った。
社長も山口さんも表情は穏やかだし、
恭哉だって口調こそぶっきらぼうなものの、
この前社長の自宅で見せたような、怒った顔はしていない。
というか、むしろ機嫌いいのかな?
この部屋に入った瞬間、また修羅場かな?って思ったけれど、
どっちかっていうと、雰囲気は和気藹々。
一体、どうなってるのよ……