Innocent Smile~ずっと一緒に~
「社長の……息子さん?」
「うん。」
最初に反応したのは、お母さん。
「じゃあ、ゆくゆくは……会社を継がれるの?」
「かもね。」
「まぁ、そんな方とお付き合いだなんて! 佐那子、すごいわね!」
嫌な予感がする……
だって、お母さんの目の色が変わった気がするから。
変なこと言い出さなきゃいいけど。
「僕は、全然すごくなんかないですよ。
親がやってる会社に入っただけですし。
まだ、今年入社したばかりですから…。」
恐縮して、恭哉が頬をポリポリと掻く。
あまりそこは、本人としては過大評価されたくないところなんだと思う。