Innocent Smile~ずっと一緒に~

幸せ色の笑みを交わすお父さんと恭哉を見ていたら、ホッと肩の荷が降りた気がした。

それに、やっぱり嬉しい。

私の家族に恭哉を受け入れてもらえたことが。



「わあー! お姉ちゃん、おめでとう!!」


亜樹奈が自分のことのように喜んで、パチパチと手を叩いて祝福してくれる。


「で、式は……いつごろの予定にするつもりなのかな?」


お父さんが気の早い話題を恭哉に振った。


「いや、まだ……実は決めてないんです。
僕としては、早く挙式してもいいって思うんですけどね。
佐那子さんの気が変わらないうちに……」


うちの家族から、ハハハと一斉に笑い声が漏れる。

それでもなんだか今は嬉しさが勝って、腹も立たない。



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