Innocent Smile~ずっと一緒に~
「我慢してましたけど……
無理でしょ。さっきの笑顔は可愛すぎです。」
「ちょっと、何なのよ! 放して!」
ジタバタもがこうにも、強い力で抱きしめられている。
「あんまり暴れると、具合悪くなりますよ?」
そう耳元で囁かれた声が色っぽかったのと、
強く抱きしめる恭哉の腕に………はっきりと男を感じた。
心臓が早打ちを始めて、全身が熱くなってくる。
こんなにも……年下なのに。
どうしてこんなにドキドキしてるんだろう……
しばらくすると、恭哉は『帰ります』と、いつもの笑顔で帰っていった。
一体、どういうつもりであんなことをしたんだろうか?
ただ、女の部屋に来たから、そういう気分になっただけとか?
それとも……からかわれた??
やっぱり体調が悪いのかな……
恭哉が帰ったあとも、あの笑顔が頭から離れないなんて。
抱きしめられた感覚が、消えないなんて。
本当にどうかしてるよ、私。