レンタルボーイ
「理想って考えたこともなかったから…すぐでてきません…」
「あっ!そっか~ならこっちで選んどいてあげるよ~」
AIさんは陽気な声で返事を返してくれた。
「あ、ありがとうございます…!」
「嫌だったらチェンジも有りだからその時はまたこの番号にかけて。」
「あ、はい…」
「じゃ、んーと、明日のお昼休み、社会科準備室にきてね~」
AIさんからその連絡を伝えられると答える隙もなく、すぐ切られた。
あたしはこれからはじまる1週間に胸を高鳴らせていた。