シーソーゲーム
荒れ狂った日はすぐに過去のものとなった。
今日は朝から曇天模様で、また雨が続く日に戻ってしまうのかと思われたが、雲間から太陽が覗いていた。涼しく過ごしやすい日になりそうだ。そして今日は球技大会の最終日。と言っても二日しかないのだが。
それはそれでまた波乱の一日にならないよう、今日も警戒を続けようと思う。だが昨日はそれで失敗した。今回はその反省を活かそうと思うが、きっと心のどこかで波乱の幕開けを待っているに違いない。
もう昨日のことは今日になっては考えないつもりだ。どうせ考えても無駄だ。予想以上の情報量が蓄積されてしまっているからだった。俺は昨日のことをまだ信じていないとしている。つまり保留状態。いつでも忘れる気になれば忘れられると思っている。だがそれが裏目に出て、強く印象に残っているのには間違いない。そのせいで昨晩うなされてなかなか寝付けなかったのは事実である。
おかげで今日はかったるい上にしんどい。こんな言葉を使うなんて、もうそんなに疲れていたのかと感じる。すでに老人になった気分だ。腰も曲がっているように痛い。足も筋肉痛。たいした運動もしていないのだが張ったように痛い。中学校の頃はこんなことはなかった。毎日運動していることのありがたさが身に染みた瞬間だった。アズサはどうなのだろうか。あんなに投げて、無事なわけがない。きっととんでもないことになっているだろう。今日は来るのだろうか。
それはさておき、痛みに耐えながら登校すると、すでに着替えを始めているミズキがいた。
「おはよう」
「おはよう。今日さ、体中が痛くて参っちゃうよ」
「俺もそうだよ。朝起きたら驚きだもんな。体が思うように動かせねえんだよな。これじゃ、アズサは大丈夫なのかよ」
「多分、沈だな」
そんな談笑をしながら体操服に着替えていた。
そして続々と教室に男子生徒は入ってきた。
「お、氷野に小海。おはよう」
「おう、おはよう。今日も勝とうな」
「ああ、もちろんだ」
今日は朝から曇天模様で、また雨が続く日に戻ってしまうのかと思われたが、雲間から太陽が覗いていた。涼しく過ごしやすい日になりそうだ。そして今日は球技大会の最終日。と言っても二日しかないのだが。
それはそれでまた波乱の一日にならないよう、今日も警戒を続けようと思う。だが昨日はそれで失敗した。今回はその反省を活かそうと思うが、きっと心のどこかで波乱の幕開けを待っているに違いない。
もう昨日のことは今日になっては考えないつもりだ。どうせ考えても無駄だ。予想以上の情報量が蓄積されてしまっているからだった。俺は昨日のことをまだ信じていないとしている。つまり保留状態。いつでも忘れる気になれば忘れられると思っている。だがそれが裏目に出て、強く印象に残っているのには間違いない。そのせいで昨晩うなされてなかなか寝付けなかったのは事実である。
おかげで今日はかったるい上にしんどい。こんな言葉を使うなんて、もうそんなに疲れていたのかと感じる。すでに老人になった気分だ。腰も曲がっているように痛い。足も筋肉痛。たいした運動もしていないのだが張ったように痛い。中学校の頃はこんなことはなかった。毎日運動していることのありがたさが身に染みた瞬間だった。アズサはどうなのだろうか。あんなに投げて、無事なわけがない。きっととんでもないことになっているだろう。今日は来るのだろうか。
それはさておき、痛みに耐えながら登校すると、すでに着替えを始めているミズキがいた。
「おはよう」
「おはよう。今日さ、体中が痛くて参っちゃうよ」
「俺もそうだよ。朝起きたら驚きだもんな。体が思うように動かせねえんだよな。これじゃ、アズサは大丈夫なのかよ」
「多分、沈だな」
そんな談笑をしながら体操服に着替えていた。
そして続々と教室に男子生徒は入ってきた。
「お、氷野に小海。おはよう」
「おう、おはよう。今日も勝とうな」
「ああ、もちろんだ」