blue moon
〜♪♪♪♪〜

アタシの携帯電話が
鳴ってしまった。

青夜が
起きてしまうと思い

急いでスピーカーをおさえた。

やっぱり
小さな物音で目が覚めてしまうだけあって


ガバッと青夜は
起きてしまった。


「起こしてごめんね」

かけてきた相手を確認する前に
あやまった。

「別にええよ。
それより
電話まだ鳴ってるで」


電話は
ずいぶん長い時間
鳴り続けている。

番号の表示を
確認してみた。


「コレ誰??」

全く知らない番号が
表示されている。

見覚えのない番号だが
電話はしつこく
鳴っている。

「出たらええやん。
変なヤツなら
俺が変わるわ」

青夜の頼もしい言葉に
電話に出てみた。
< 128 / 202 >

この作品をシェア

pagetop