blue moon
「ちょっとゴメンな」
一言あやまると
青夜は電話に出た。
こうやって
一言あやまってくれる
礼儀正しいところが
"イイ人間"
に思える。
「はい?えっ!?
何やねんそれ!
最悪やな。分かった。
とりあえず
すぐかけ直すわ」
向こうの声は聞こえてないが
イヤな予感がした。
電話をしまった青夜は
パッとアタシのほうを見て
「ホンマにゴメン!!」
あやまり始めた。
「なに?
何であやまるの?」
「こんな言い訳したないねんけど…
後輩がモメ事起こしたから
行かなアカン」
青夜はイライラしてるのか
人差し指をハンドルに
トントンたたきつけている。
「他の人だったらダメなの?
青夜が行かなきゃ
いけないの?」
アタシは今日という日を楽しみにしていた。
だからどうしても
青夜を行かせたくなかった。
「どうしても俺が行かなアカンねん。
ホンマにゴメン」
心からの謝罪が
伝わってきた。
一言あやまると
青夜は電話に出た。
こうやって
一言あやまってくれる
礼儀正しいところが
"イイ人間"
に思える。
「はい?えっ!?
何やねんそれ!
最悪やな。分かった。
とりあえず
すぐかけ直すわ」
向こうの声は聞こえてないが
イヤな予感がした。
電話をしまった青夜は
パッとアタシのほうを見て
「ホンマにゴメン!!」
あやまり始めた。
「なに?
何であやまるの?」
「こんな言い訳したないねんけど…
後輩がモメ事起こしたから
行かなアカン」
青夜はイライラしてるのか
人差し指をハンドルに
トントンたたきつけている。
「他の人だったらダメなの?
青夜が行かなきゃ
いけないの?」
アタシは今日という日を楽しみにしていた。
だからどうしても
青夜を行かせたくなかった。
「どうしても俺が行かなアカンねん。
ホンマにゴメン」
心からの謝罪が
伝わってきた。