blue moon
「なぁ。
なんで来てくれへんの?
俺ら怖い?」

青夜は
自分のせいだと
思いこんでいる。

「アタシ
ものすごい人見知りするから」

そう理由を告げた。

「そんな理由??
本当に??」

バカバカしい理由やな
って言いたそうな
雰囲気が出ている。

「何かダメ??」

きいた後に青夜は


「アカンわ!!
20分で用意しとけや」

と連れて行く気
満々になっていた。

「えー!?
だからぁ…」

アタシの言葉なんか
聞こうともせず

「すぐむかえ行くから
気合い入れとけや!!」

とだけ言い残し
一方的に
電話をきってしまった。
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