お見合い結婚


「由香ちゃんごめんね
いつも遅くてさみしい思いさせて」


いきなり抱き寄せた。


「何ふざけてんの?」


冷たくあしらう由香。


「これもさ家族を支えるための
仕事の一環だから」


「家族?遼平にそんな気持ちあるの?」


由香の言葉にキレそうになるが
ここは我慢。


「あるよ」


「あるわけないよ・・・
いいよね男は仕事してればそれでいいんだから」


プチッ・・・ううん
キレてはだめだ。


「何が言いたい?
由香の言いたいこと言ってみろ!」


「あたしは・・・
あたしは・・・」


急に由香が泣き始めたのだ。


「昼間は仕事して主婦もして
これは当たり前だと思ってる
遼平は仕事はしなくていい
って言ってくれてるけど
あたしが出来るところまでは続けたいって
わがまま言ったから・・・
だけど」


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