赤と青の恋

バイトは直ぐに決まった。
火木土の3日、土曜は健二と一緒。


いざバイトを始めるが生半可ではない。

厨房は巨大な釜が二つ常にグツグツお湯が煮たっている。
皿も熱い湯で洗い食洗機から出てくる器や調理器具も
これまた熱い。

とにかく熱いしか言い様がなくて
四時間も居るとクタクタだ。




“ハァー疲れたー"

家のベッドに倒れ込みメールを開けて
毎日くる茜のメールに返信する。

『茜、遅くなってごめんな
バイト行って来たよ
今度の日曜何処か行こうぜ
碧』
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