too cute(可愛すぎる)
「麦茶飲むだろ?」


「うん」


コップに麦茶を入れ私の前に置いてくれた。


「ありがと」


テレビを付け横に座った本宮。


「腹へった~」


袋からお弁当を取りだしそれぞれ食べ始める。黙々と食べ時々テレビを見る。


「このギャグ流行ってるよね?笑える」


「再ブレイクだな。ここ最近パッとしなかったけどな」


「そうだね。わりと好きなんだよねこのコンビのネタ。なんか、芝居が上手くて見やすいから」


「へぇー」


その後もお弁当を食べテレビを見て笑う。


「フー、お腹いっぱい」


お弁当を食べ終えて後ろのソファーに座った。


「ビール、飲むか?」


「いい、いらない」


冷蔵庫からビールを持ってきてソファーに寄りかかり飲み始めた本宮を前にテレビを見ていた。


テレビを見ながらウトウトしてたみたいだ。
クーラーで寒くなり目が覚める。


前にいる本宮を見ると本宮も目を閉じて寝ていた。 珍しい、本宮がうたた寝してるの。
残業続きで疲れてるのかもしれない。


「本宮、起きなよ」


肩を揺すったが起きる気配がない。
もう一度揺すってみる。


「おわっ」


横に倒れそうになった本宮を支える為に本宮の隣に座る。


ダランと本宮の体が私に寄りかかってきた。
前に行きそうになった頭を肩につけた。


ふ~。
この状況どうしたものかと考えていたら


フフフっと隣で笑いだした。


「何?起きてたの?」









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