too cute(可愛すぎる)
「早瀬が強く揺すり過ぎ」


体を起こそうとしない本宮に


「いつまでこうしてる気?肩が痛いんだけど」


文句を言った。


「一分だけこうしてて」


そう言って黙ってしまった。
ちょっとー。と思いながらも本宮の言い方に私も黙る。


私に体を委ねてる本宮の体温がじんわりと伝わってくる。


「なぁー、……早瀬好きな人いるの?」


「何よっ、突然」




「いないんだったら……俺の事、好きになってよ」


「な、何よホント突然。それに好きになれって言われて好きになれるわけないしっ」


「だなっ」


笑いながら体を起こした。
重かった左側が軽くなる。


「何時だ?」


「11時前」


「風呂先に入るぞ」


「うん」


「なんなら一緒に入るか?時間短縮で」


「イラン事言わなくていいからさっさと入ってよ」


笑いながら部屋に入った本宮。


寒かった体がいつの間にか熱くなっていた。
なんで私が本宮にドキドキしないといけないのよっ。





モ――――――――――ッ。



私の平穏な日々を返して――――――――ッ。
















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