自己実現~【本当の自分】【新しい自分】【思い出】~実験小説 (馬鹿と天才は紙一重)
午後9時40分…
また遅くなちゃったなー。
でも今日はいつもよりも何倍も楽しかったー。
初めの方は何だかお互いにちょっとぎこちなかったけど途中からは完全に昔の私達に戻れた!
京華も帰って来てくれた事だし、今からなら昔みたいに戻れるかも!
また京華に見捨てられないように明日からは真面目になろーっと!
私は家の玄関を開け、そのまま自分の部屋がある2階に上がろうとした。
その時、私に対する父の怒鳴り声が聞こえてきた。
直感でヤバい予感がした。
鳥肌が立つ程に恐怖を感じたが、私は敢えて平然を装った。
『はぁ?煩いなー!何処だっていいじゃんか!』
そしてその私の一言から、かつてない父との大喧嘩が始まった。