自己実現~【本当の自分】【新しい自分】【思い出】~実験小説 (馬鹿と天才は紙一重)
ちょっとした成長過程で人は大きく変わってしまうもの。
そして全く同じ人間ではないんだからこんな事は良くある事。
このような事を母は言っていた。
例えそうだとしても掛葉を見てるとやっぱり不安を感じてしまう。
私の運が良かったのか掛葉の運が悪かったのかという具合に、掛葉は何処かに異常を来した子なのではないかと…
だけどこんな事考えるのはもう止そう…
どうであれ掛葉は掛葉で、私の大好きな妹である事に変わりはないのだから。
だけど、私にとってはそんな掛葉だからこそ可愛くて仕方なかった。
もしかして私に教えてもらいたくてわざとやってるのかな?
いくら何でもそんな訳はないか…
時折、そんな下らない事を考えていた事もあった。
だけど、後にそれが本当にそう思わざるを得なくなってしまうなんて…