いきば〜禁断の蕾〜(完結
「目、悪くなりますよ」

蕾は心配げに初騎を見た。

「大きなお世話だ」

初騎は、冷たく言うと本に目を戻した。

「お前なぁ
何かいつも冷たくねぇ?」

その様子を見て頭を掻ながら言う秀哉

それから初騎の邪魔になっては悪いと思い二人は図書室を出て教室に戻った。

時間は調度お昼
みんなで給食室に向かう所だった。

「あっ秀哉くん、蕾ちゃんやっと来た。
後は初騎くんかぁ」

佐藤は困った様に言う

「初騎なら図書室に居たぜ」

秀哉は二階を指さし初騎の居場所を佐藤に教える。

「えっそれ本当?
じゃあみんなで迎え行こうね」

佐藤は、自分が迎えに行くより給食室に行くついでに初騎を迎えに行った方が効率が良いと考えた。

『は〜い』

園児達は元気良く返事し佐藤に続いて階段を上がり初騎を迎えに行く

図書室に入り佐藤は初騎を見つけ

「初騎くん給食だよ」

電気を付けて初騎を呼んだ。

初騎は何も言わず本を片付け佐藤の横を通り過ぎると列に並んだ

「ハァ
じゃあ、みんな給食室行こうか」

佐藤は、初綺の態度に軽くため息を付くと園児を連れ給食室に向かった。


給食室に着き園児達が席に付く中
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