いきば〜禁断の蕾〜(完結
「えっ!あっ何か?」

イキナリ大きな声で自分の名前を呼ばれ驚く蕾

「これやるよ」

初騎は、ポッケから蕾の為に買った携帯を取り出し
彼女に握らせた

「えっ?携帯?
さっき尚都君から貰ったし…」

驚きのあまりオロオロする蕾

「違う!
これは、お前と俺専用!
だから他の誰のアドレスも登録しちゃ駄目だからな」

初騎は必死に言いながら蕾の手を強く握り
携帯を離せ無い様にさせる

「いいか、これは命令だからな」

初騎は真剣な目をすると蕾を見つめた

一瞬張りつめた様な空気が流れる



クス



そんな部屋にイキナリ転がり出した可愛い笑い声

「アハハ何か初騎君らしくないよぉ」

更に笑う蕾

「なっ俺は真剣にっ」

急に恥ずかしくなって顔を赤くする初騎

ったく雰囲気も何もあったもんじゃ無いな

「あーもういい
要らないなら返せ!」

初騎は言うと蕾の手から自分の手を離した。

「嫌だよぉ一
度貰ったし物は私の物だしね」

蕾は言うと軽く舌を出して見せた

「お前なぁ」

初騎は顔を赤くしながら蕾を睨む

「何か?」

蕾は言うと大事そうに初騎から貰った携帯を握り絞めた
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