捕らわれる 〈課長と私〉 1
仲田課長は、28歳の独身。


180センチ以上の長身で、
切れ長の目で、漆黒の髪のイケメン。


仕事が出来て、若手ホープ、…ら・し・い。


『…、と周りの女子達は、口々に話している。
狙っている人達は、かなりいるみたい。』


何人か告白してるらしいが、全員、玉砕
している、というウワサ。


でも、私は、正直、見た目、怖そうで、
近寄りがたい。


私は、恐る恐る、

「お疲れ様でした。」

と、声をかけて帰ろうとすると

「伊原さん、ちょっと待って」

と、呼びとめられた。

『ヤバイかも…。
何か、ミスしたのかな?』

今日の仕事内容を思い出していると、

「俺も、もう、終わるから、夜、遅いし
車で送ってやるから、ちょっと待って。」

と声をかけられる。


「あのーお、電車は、まだ、ありますので、大
丈夫です。」

と、断ろうとすると、課長が、私の方へ、
歩いてきた。




< 2 / 8 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop