捕らわれる 〈課長と私〉 1
間近まで近づいてきたので、思わず後退り
する。


知らず知らずの内に、背中に壁を感じる。

『どうしよう。』


私を間に挟んだ状態で、仲田課長が両方の手を
壁につける。


…、と同時に、仲田課長の顔が、
私に近づけてきた。


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