完璧上司は激甘主義!?
「そのね、麻帆。……今日、私が麻帆を誘ったのは……ね」

言葉を濁す未希の隣に、迷うことなく腰を下ろした斗真。

ちょっと待って!まっ、まさか……!

戸惑う未希と驚く私。
そんな私達を交互に見て斗真は、ケロッと吐き出した。

「なんだよ、未希。もしかしてまだ麻帆に話していなかったのか?俺達のこと」

「俺達!?」

声を荒げてしまうと、未希の顔は一気に真っ赤に染まっていく。

「ごめん、麻帆。本当はもっとちゃんと話そうと思っていたんだけど、麻帆の話を聞いていたらなんかタイミング逃しちゃって……」

「あ……いや、それは私が悪いわけだし!でっ、でも未希本当なの!?本当に斗真と?」

あれほどふたりがうまくいけばいいなって思ってはいたものの、いざそれがリアルになると信じがたい。

「……うん」

でも信じるしかなさそうだ。
だって顔を真っ赤にさせて伏せてしまうような、こんな可愛い未希を見たのは初めてなのだから。
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