完璧上司は激甘主義!?
「なんだよ、未希。照れるじゃねぇか」

「……バカ!」

あぁ。見ているこっちが本当に恥ずかしくなる。

居たたまれなくなり、一気にビールを飲み干す。

「で?未希のメールに麻帆の力になってって書いてあったんだけど。……何?また南課長の前でやらかしちゃったわけ?」

「ちょっと何!?その失礼な言い方は!」

まぁ……。やらかしたって言えば、やらかしちゃったのかもしれないけど。

「あのね、斗真……」

それから未希は事の経緯を斗真に話してくれた。



「なるほどな。……つーかびっくりなんですけど。何!?その衝撃的ニュースは!!絶対会社のみんなが知ったら驚くぞ?」

「ちょっと斗真!分かっていると思うけど、会社の人に言いふらさないでよね!」

「分かってるよ。つーか言えるわけねぇだろ?そんなビッグニュースを」

釘を刺すと、バツが悪そうに頼んだビールを飲み干す斗真。
斗真は言いふらすような人じゃないと分かってはいるけど、話が話なわけだし。
本当に誰かひとりにうっかり話してしまい、噂が広まってしまったらシャレにならない。
< 164 / 410 >

この作品をシェア

pagetop