完璧上司は激甘主義!?
「いい加減に離して!」
「謝れば許してやるよ」
謝ればって……!
私はなにひとつとして、斗真に謝るようなことしていないのに!!
とは言っても、身長百七十五センチ以上の男である斗真の力に、女の私が勝てるわけがない。
こうなったら……!
「あ、未希!」
「げっ!!」
未希に見られたらそりゃ誤解されかねない。
私の声にすぐさま斗真は離れた。
さすがは未希。名前だけで効果覿面だ。
「あれ?未希は?」
騙されたといまだに分かっていない斗真は、周囲を見回しては未希の姿を探しちゃっている。
必死に探す斗真の姿がまた可笑しくて、我慢できずに自分からネタばらしするかのように、大きな声で笑ってしまった。
「も~!斗真ってばどれだけ好きなの?可笑しすぎなんだけど」
さすがに恋に恋する斗真も、私の様子を見て騙されたと気付いた様子。
みるみるうちに耳が赤く染まっていく。
「麻帆……騙したな」
よっぽど悔しかったのは唇を噛みしめる斗真に、私の笑いは増すばかり。
すると斗真はなぜか周囲を見回し、得意顔で言ってきた。
「謝れば許してやるよ」
謝ればって……!
私はなにひとつとして、斗真に謝るようなことしていないのに!!
とは言っても、身長百七十五センチ以上の男である斗真の力に、女の私が勝てるわけがない。
こうなったら……!
「あ、未希!」
「げっ!!」
未希に見られたらそりゃ誤解されかねない。
私の声にすぐさま斗真は離れた。
さすがは未希。名前だけで効果覿面だ。
「あれ?未希は?」
騙されたといまだに分かっていない斗真は、周囲を見回しては未希の姿を探しちゃっている。
必死に探す斗真の姿がまた可笑しくて、我慢できずに自分からネタばらしするかのように、大きな声で笑ってしまった。
「も~!斗真ってばどれだけ好きなの?可笑しすぎなんだけど」
さすがに恋に恋する斗真も、私の様子を見て騙されたと気付いた様子。
みるみるうちに耳が赤く染まっていく。
「麻帆……騙したな」
よっぽど悔しかったのは唇を噛みしめる斗真に、私の笑いは増すばかり。
すると斗真はなぜか周囲を見回し、得意顔で言ってきた。