完璧上司は激甘主義!?
「麻帆、そんなにバカみたいに口開けて笑っていてもいいのか?」
「なにが言いたいのよ」
すると私との距離を縮め、耳元でそっと囁いた。
「だ~い好きな南課長がすぐそこにいるぜ?」
思わずドキッとさせられる距離に戸惑いつつも、ドキドキしていることがバレるのが悔しくて平然を装い、どうにか斗真の顔を押し退ける。
「ちょっとそれ、仕返しのつもり?」
斗真も、そして未希も私が南課長に片思いしていることを知っている。
だからそんなことを斗真は言ってきたんだけど……。そんなタイミングよく南課長がいるわけないじゃない。
なのに斗真は表情を崩すことなく、話を続ける。
「だったら自分の目で確かめてみろよ」
さすがにそこまで言われちゃうと、斗真の言っていることは本当なんじゃないかって思えてしまう。
少しだけ緊張しながら、得意気に斗真が指差す場所へと視線を向けた瞬間、ギョッとしてしまった。
そんな私を見て、斗真はますます得意気な顔を見せる。
「な?だから言っただろ?」
斗真の声なんて、私の耳にまで届いてこなかった。
だって一階の来客用のロビーには、南課長と取引先らしい業者の人が、談笑していたのだから。
「なにが言いたいのよ」
すると私との距離を縮め、耳元でそっと囁いた。
「だ~い好きな南課長がすぐそこにいるぜ?」
思わずドキッとさせられる距離に戸惑いつつも、ドキドキしていることがバレるのが悔しくて平然を装い、どうにか斗真の顔を押し退ける。
「ちょっとそれ、仕返しのつもり?」
斗真も、そして未希も私が南課長に片思いしていることを知っている。
だからそんなことを斗真は言ってきたんだけど……。そんなタイミングよく南課長がいるわけないじゃない。
なのに斗真は表情を崩すことなく、話を続ける。
「だったら自分の目で確かめてみろよ」
さすがにそこまで言われちゃうと、斗真の言っていることは本当なんじゃないかって思えてしまう。
少しだけ緊張しながら、得意気に斗真が指差す場所へと視線を向けた瞬間、ギョッとしてしまった。
そんな私を見て、斗真はますます得意気な顔を見せる。
「な?だから言っただろ?」
斗真の声なんて、私の耳にまで届いてこなかった。
だって一階の来客用のロビーには、南課長と取引先らしい業者の人が、談笑していたのだから。