LOVEPAIN⑤
みかちゃんが素晴らしい子だと、
その後は暫く余韻に浸ってしまった
篤にもこの話を聞かせたいけど、
そうなると余計な事迄話さないといけなくなってしまう
私が篤の事を好きだとみかちゃんが思っていて、
私もそれを否定する事はなく、
サインをだしに篤に近付こうとしている事も話したと……
とにかく、余計な事は言わず、
すっごくいい子でとても可愛い子だったって、
篤には伝えよう
気分良く鼻唄混じりに、
打ち上げ会場へと戻ろうとしたが足が止まる
「――お前なんかなっ!」
男の人の怒声が、
聞こえて来る
それは、曲がり角の向こうで、
私は気になりこっそりと、
顔を出すようにそちらを覗いてしまう
そこには、
佐藤雲雀と加藤コウ二人の姿が