LOVEPAIN⑤
薄暗い寝室





私がシャワーを浴びている間に、



ナツキは寝室の方にもクーラーを入れていたみたい





少し寒いくらいに、

寝室の部屋は冷えている






「寒い?」




ナツキはワイシャツを脱ぐと、



ベッドに横たわっている私の上に来た





ナツキの肌が、私に触れる




そのナツキの肌が温かくて、

触れ合っている部分が温かくなって行く





私の首筋にナツキの唇が触れていて、



それが少しくすぐったくて体に力が入ってしまう




それに気付いて、

今度は私の顔を覗き込んで来る






「お前、マスカラ落ちてないし」




私を見るその目が、

本当に優しい





優しいあのナツキの母親を、

思い出す





同じ、その目

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