LOVEPAIN⑤


「あれだって。

広子ちゃん、
この前、SWEET LOVEで仕事したでしょ?」



「あ、はい」



つい最近の事だから、
記憶に新しい





「あそこの女社長が上に話つけて、
広子ちゃんにDREAM WORLD SOFTの単体の面接をセッティングしたみたい。

まぁ、面接って言っても、
ほぼ決まってると思うよ」




「そうなんですか?」


伺うように、成瀬を見ると、

ああ、と頷いた





“――今回の仕事、上手くいけばSWEET LOVEの親会社のDWSの仕事も取れると思う。

だから、頼む――”




以前、そう言っていた成瀬



ならば、それが叶ったという事




「だから、うちはもういらないみたい」


自虐的にそう笑うコウジロウさんに、

私も成瀬も困ってしまう
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