神様のいたずら
九条くんは、笑みを浮かべて首を傾げながらわたしを見る。

「・・・。」

九条くんが、わたしをここまで連れてきたってことはつまり・・・。

わたしは、とたんに青ざめ出した。

「どうしたの?チョコちゃん。具合でも悪いの?」

お姉ちゃんは、わたしの顔をのぞきこむ。

「も、もうっ・・・お姉ちゃんのバカっ!!」

わたしは、顔を赤くして叫ぶと布団にくるまった。

九条くんが、ここまで連れて来たってことは、つまり・・・つまり、わたしを背負ってきたってことじゃないの・・・!!

「チョコちゃんが・・・チョコちゃんが今、バカって・・・わたし・・・何か、悪いことしたかしら・・・?」

紀代子は、青ざめながら身体を固まらせた状態で身体を震わせていた。

「?」

神乃は、首を傾げながら二人を見る。

「チョコ。」

「・・・。」
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