甘い甘い誘惑
10分程、お互いの近況を話している内に、
お互いのが、くる。


「うわ~、どっちも美味しそう。」

私のお腹が、『キュ~』と鳴ってしまう。


要は、肩を揺らして笑っていた。


「優里、顔、真っ赤」

「そんなに、笑わなくてもいいじゃない。」

「あっ、ごめん、ごめん。」

「可愛くて。」

「そんな、冗談、通じません。」
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