愛しい君~イジワル御曹司は派遣秘書を貪りたい~
あの日は、本社の会長である誉のお祖父様が秘書の成宮と一緒に来社したんだけど、社長が海外出張で不在だったので、あえて私はお局にその事を伝えなかった。
私の企みは、普段仕事しないお局の姿を成宮に見せることだった。
お局が綺麗にマニキュアを塗ってるところに、ちょうど成宮が現れた。
彼が顔をしかめながらお局に向かって「シンナーくさい」と言うと、彼女の厚塗りの化粧が剥がれ落ちたのかと思うくらい彼女は動揺していた。
その後、延々1時間、お局の怒号のオンパレードに耐えた。
後悔はしていない。
仕事をしてなかった彼女がいけない。
「瑠璃には言ってなかったけど、本当ならお前契約切られてたんだ。そこを俺が拾って助けてやったの。社員にしてもらっても良かったんだけど、命令系統が変わってくるだろ?いろいろ不都合があるからうちで契約結んだんだ」
私の企みは、普段仕事しないお局の姿を成宮に見せることだった。
お局が綺麗にマニキュアを塗ってるところに、ちょうど成宮が現れた。
彼が顔をしかめながらお局に向かって「シンナーくさい」と言うと、彼女の厚塗りの化粧が剥がれ落ちたのかと思うくらい彼女は動揺していた。
その後、延々1時間、お局の怒号のオンパレードに耐えた。
後悔はしていない。
仕事をしてなかった彼女がいけない。
「瑠璃には言ってなかったけど、本当ならお前契約切られてたんだ。そこを俺が拾って助けてやったの。社員にしてもらっても良かったんだけど、命令系統が変わってくるだろ?いろいろ不都合があるからうちで契約結んだんだ」