大っ嫌いなアイツに恋をした。



「えっ?な、何言ってんのそんなこと…」


そんなこと…ない

って言えるの?



ううん、言えない。



だってもう既に、会いたいって思っている自分がいるんだから。



他の誰かに笑いかけるところなんて本当は見たくない。


女の子と楽しそうにしているところなんて見たくないよ。


バカだ、アホだとか何でもいい。


その瞳にあたしだけを映して欲しい。



やっぱり、橘と関わりを無くすなんて嫌だよ。

苦しいの。

切ないの。


だって……好きなんだもん。




イジワルで変なとこ俺様でたまにバカだし調子いいし……そのくせに不器用で優しい。


そんなアイツが

どうしようもなく、好き。





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