誘惑~初めての男は彼氏の父~
***
「理恵。好きだ」
「私・・・も」
汗ばむ素肌。
絡まる吐息。
その夜も私は、佑典に体を開いていた。
命と引き換えにしても構わない程の愛しさを感じながら。
何も知らずに佑典は、私の体に溺れている・・・。
「死ぬまで離さない・・・」
終わった後、さらに強く抱きながら私に囁く。
私は黙って、愛情表現と言葉を受け入れている。
・・・。
「来年は寮を出て、一緒に住もう」
呼吸が整ってきた頃、ベッドの中でまたそんな話題になった。
以前から佑典は、卒業して就職をしたら家を出るので、それと同時に私も寮を出て一緒に住もうと提案されている。
父親の世話になるのは大学卒業までだと決めている。
その後は自活するから、私も一緒にと・・・。
「一緒に住めば・・・。こんなふうに一々ホテルに来なくてもよくなる」
「それが目当て?」
「いや、あくまでも口実の一つ。本当は・・・少しでも長く理恵と一緒にいたいから」
その言葉を証明するかのように、再び抱きしめキスをした。
・・・確かに寮生活だと、一緒に過ごす時間はかなり制限される。
規約上部屋に彼氏は連れ込めないし、門限もある。
二人で暮らせば・・・いつ抱き合おうとも自由。
「理恵。好きだ」
「私・・・も」
汗ばむ素肌。
絡まる吐息。
その夜も私は、佑典に体を開いていた。
命と引き換えにしても構わない程の愛しさを感じながら。
何も知らずに佑典は、私の体に溺れている・・・。
「死ぬまで離さない・・・」
終わった後、さらに強く抱きながら私に囁く。
私は黙って、愛情表現と言葉を受け入れている。
・・・。
「来年は寮を出て、一緒に住もう」
呼吸が整ってきた頃、ベッドの中でまたそんな話題になった。
以前から佑典は、卒業して就職をしたら家を出るので、それと同時に私も寮を出て一緒に住もうと提案されている。
父親の世話になるのは大学卒業までだと決めている。
その後は自活するから、私も一緒にと・・・。
「一緒に住めば・・・。こんなふうに一々ホテルに来なくてもよくなる」
「それが目当て?」
「いや、あくまでも口実の一つ。本当は・・・少しでも長く理恵と一緒にいたいから」
その言葉を証明するかのように、再び抱きしめキスをした。
・・・確かに寮生活だと、一緒に過ごす時間はかなり制限される。
規約上部屋に彼氏は連れ込めないし、門限もある。
二人で暮らせば・・・いつ抱き合おうとも自由。