大神さんと狼くん



私は嬉しさと安心で泣くことしか出来なくて。
そんな私を見て真尋さんと洸は優しく声をかけてくれた。


「ごめんなさい…ありがとうございました。」
「いいのよ。本当に申し訳ないんだけど、涼のご飯作ってないから帰らせてもらうね?今日はゆっくり休んでね。」
“涼”とは莉音の10個下の弟くんのこと。
「気にしないでください…!はい。今日は忙しいのに話も聞いてくれてありがとうございました。」
「いいえ。あ、洸くん!今日はここに泊まって行って大丈夫みたいだから、茉昼の側にいてあげて?」
「はい。」
「じゃ、茉昼、お大事に」
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