JOKER
あたしは自嘲的な笑みを零し、そっと心羽に手を伸ばす。


そして、心羽のことを抱え、自分の膝の上に乗せた。


その際に体中がズキズキと、痛んだ。


痛みで、あたしの顔は歪む。


「お姉ちゃん、、、大丈夫?」


そんなあたしに、心羽は心配そうに聞く。


「う、うん。なんとか、、、大丈夫」


そう答え、痛みを誤魔化すように、少し大袈裟に息を吐いた。


__ギュッ__


あたしは心羽のことを、出来る限りの力で抱き締めた。


「お姉ちゃん?」


心羽は急に抱き締められ、不思議そうに尋ねる。


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