私の彼氏はおデブさん
「ごめん。……今のは見なかった事にしてください……」





素早くそれを奪うと、私は顔に冷や汗をかきながらそう言って去ろうとする。




けど、藤崎君から手首を掴まれたかと思うとそのまま引っ張られ……






「へえ。俺には卒業するまで無理とか言ってたのに、玉川なら良いんだ」


「え?どこ行くの?」


「ラブホ」


「え?……えぇぇぇえ!!!」






後ろをついて行っていた私も、流石に藤崎君の言葉を聞いて手首を振り払おうと抵抗した。






「待って!!無理!!」


「何で?玉川とは行けるんだろ?」


「これは違うんだってば!相沢さんが勝手に……!」


「良いから行くぞ」


「行くぞって、そんな簡単に行くようなところじゃないでしょ!」





玄関を出て、そのまま引きずられるように校門まで連れていかれる。




(何でこんな事に……!)





もしかして嫌がらせで……?




そんなに私の事嫌ってるんだ……。
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