レンタルな関係。-続々編-(仮)

「お湯加減はいかがですかー? お客様」


「まあ、いい」


「……ブウブウ…」


「何か言ったか?」


「いえ、言ってません」


「左肩もかけてくれ」


「はいはい、承知しましたぁ」



湯船につかった流川の肩に、桶にくんだお湯をかけてあげる私。


てか、ここ洗い場なんですけどっ。


寒いんですけどっ。



「ビール」


「はい?」


「ビール持ってきてくれ」


「……」



タオルをカラダに巻いた私は、部屋の冷蔵庫からビールを取り出して。



「はいどーぞ」


「サンキュ」


「……ふあぁっくしょいっ!」



盛大なくしゃみをすると。



「風邪引かれたら困るな。お前も入ってよし」



や、やっと許可デターー。

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