レンタルな関係。-続々編-(仮)
「あったかーい。幸せ~」
飛びこむようにして湯船に入った私を、流川はくすくすと笑って見ている。
「風邪ひいちゃったら、流川のせいだからねっ」
「いや? もともとはオレを笑ったお前が悪い」
「もぉー!」
唇を尖らした私の肩に、流川の手が伸びて来て。
くるりと向きを変えられたと思ったら、後ろから抱き締められた。
――ドキン…―
「特別にあっためてやる」
きゅん…と苦しくなる胸の前で、流川の腕が交差してる。
「こうしてれば、風邪なんてひかねぇよ」
ほんの少し前まであんなに冷えてたのに。
背中に感じる流川の温度が、私の体温を上げていく。
別の意味で……熱が出ちゃいそう。