All my love is for you
結局、秀はコーヒー、雅はジュース、桜はこの店で一番高いセット(といっても1000円にも満たないのだけれど)をたのんだ。

「そういえばさっき、雅ちゃんテレビ全然見ないって聞いたけどなんで?字幕とかだとやっぱり不便なの?」

「そうじゃなくて雅、本が好きだからと思う。そうだよね?」

聞かれた雅はこくっと頷く。メモ帳に文字を書き、くるっとこちらに向ける。

『テレビは本が原作とかじゃないとほとんど見ないかも。』

< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop