独占したい的な 【完】




「自分より、何倍もツラの良いオトコ捕まえといて、年下のオトコに走る」

「っ、」



今度は、ボクが胸を押さえて呻く番だった。



敢えて言うけど、

決して前半部分に痛みを感じるのではなく、後半部分のみが鋭利な刃物となって、心臓を呆気なく貫いた。



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