3センチメートルの恋。
「んだよ…教えろよ。」


…だから無理だって。
本人目の前で言えるはずないよ。



「やっ…だからまた今度ね??

壱にぃどうしたの??」


すると壱にぃは少し悩んで話し出した。



「俺の友達がさ…
お前に興味あるんだって。

だから紹介しよ―と思って…さ。
でも好きな奴いるんだったら…無理だよな???」





…なにそれ。




まぁこの言葉を聞いてわかった。











私は壱にぃの眼中にすら…
入ってないってこと。



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