3センチメートルの恋。

「いや、いいけど??

私の恋って叶わない、無謀な恋なんだぁ…。

だからそろそろ諦めて
青春…しとこっかなぁ~。
ってことで…紹介してよ。」



すると壱にぃは驚いた顔で私をみた。



「は!?まじ??

…わかったよ。アドレスと番号おくっとくな。

…もぅこんな時間か。俺帰るな!!」



―――バタンッ


壱にぃ帰っちゃった…。
いつもならひきとめるけど…


ポタ…ポタ…



もぅ我慢できないや。



「ヒック…ヒック…うぇ…」




壱にぃ。壱にぃ。壱にぃ…

大好きだよ。
大好きだよ。
大好きだよ。





大好き…だったよ。


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