【完結】ホイクメン!
「ところで・・・。」
私は腰元に回されたままの腕に視線をやった。
昨夜は何も起こっていない。
そうわかれば、彼の目を見てちゃんと話ができる。
「この腕、どうにかなりませんか?」
茶化すように、冗談交じりで行ったつもりだった。
しかし・・・。
「だーめ!」
「えっ?」
「もう敬語はナシって約束だろ・・・?」
「あ・・・!!」
長年培った癖は抜けなくて、目の前にいる“後輩”の彼にまだ敬語を使い続けている私がいた。
体に触れられている事。
幸せだけど、まだちょっと照れくさいから・・・。
私は腰元に回されたままの腕に視線をやった。
昨夜は何も起こっていない。
そうわかれば、彼の目を見てちゃんと話ができる。
「この腕、どうにかなりませんか?」
茶化すように、冗談交じりで行ったつもりだった。
しかし・・・。
「だーめ!」
「えっ?」
「もう敬語はナシって約束だろ・・・?」
「あ・・・!!」
長年培った癖は抜けなくて、目の前にいる“後輩”の彼にまだ敬語を使い続けている私がいた。
体に触れられている事。
幸せだけど、まだちょっと照れくさいから・・・。