秘密が始まっちゃいました。
「どっちにしろ、荒神さんが日冴と仲良しだって知ったら、大騒ぎするやつがうちの営業所にいるよ?」


「は?」


「あの子、荒神さんを追っかけて、しつこく本社に異動願い出してるからさ。頑張ってね、日冴」


何を頑張るのかね、友よ。

しかし、荒神さんが人気あるのは知っていたけど、追っかけて異動したいくらいの女子がいるのは知らなかった。

そうなんだ……。
なんか……、やっぱモテるんだなぁなんて。


……私に関係ないか、うん。


私は自分に言い聞かせながら、案内に従って式場に向かった。



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