マー君2(原作)
「それは俺にも責任があるけどな」
一樹のその一言で、美代が顔を上げる。薄暗くてよく見えないが、どうやら笑っているようだ。
「それじゃあ! もう仲直りしよっ」
「それはいつものことだろ。全く世話の焼ける奴だぜ」
「もうっ、笑わない」
一樹は笑みを押さえ、立ち上がる。公園にはベンチの他滑り台、シーソー、砂場があるだけで他には何もない。
「ああ、悪かったよ。でもこう何回も同じことを繰り返してるとさ」
滑り台の台の端に腰を落ち着かせる。美代は近くあったシーソーに腰を下ろす。
しばらく二人の間に沈黙が続いた。突然訪れたその沈黙は夏の静かな夜に同化し、自然と空気へと変わる。
一樹は滑り台に座って夜空を見上げていた。シーソーに座る美代も同じ夜空を見上げる。今日は快晴とあって星がよく見える。
この田舎に来ていいことがあったといえば、夜空がよく見えるようになったことだろう。
そんなことを考えていると、美代が口を開いた。
「私達って、いつも同じこと繰り返してるけど、現実って変わんないんだね」
一樹のその一言で、美代が顔を上げる。薄暗くてよく見えないが、どうやら笑っているようだ。
「それじゃあ! もう仲直りしよっ」
「それはいつものことだろ。全く世話の焼ける奴だぜ」
「もうっ、笑わない」
一樹は笑みを押さえ、立ち上がる。公園にはベンチの他滑り台、シーソー、砂場があるだけで他には何もない。
「ああ、悪かったよ。でもこう何回も同じことを繰り返してるとさ」
滑り台の台の端に腰を落ち着かせる。美代は近くあったシーソーに腰を下ろす。
しばらく二人の間に沈黙が続いた。突然訪れたその沈黙は夏の静かな夜に同化し、自然と空気へと変わる。
一樹は滑り台に座って夜空を見上げていた。シーソーに座る美代も同じ夜空を見上げる。今日は快晴とあって星がよく見える。
この田舎に来ていいことがあったといえば、夜空がよく見えるようになったことだろう。
そんなことを考えていると、美代が口を開いた。
「私達って、いつも同じこと繰り返してるけど、現実って変わんないんだね」