マー君2(原作)
あいつは単細胞で、感情でしか物を言わない。だから、話しても無駄なのだ。話に筋が通っていない奴と話しても仕方がない。
「あいつさえ、あいつさえいなければ、俺はこんなに苦しまなくてもよかったのに。全て一樹が--」
「だから、一樹は--」
「うっせぇ! お前に何がわかる? 俺がどんな気持ちか? 会社では馬鹿にされ、あげくの果て、俺は悪者扱いだ。ふざけやがって! なんでなんで俺には才能が--」
聞きたくない。親父の愚痴など。
二階に上がって1番奥の自分の部屋に向かう。
部屋に入ると素早く鍵を閉め、窓辺にあるベッドに倒れ込む。明かりもつけず、そのまま俯せになったまま固まった。
もう何も考えたくなかった。
何もしたくなかった。
-変わらない日常-
美代はそれが幸せだと言った。しかし、それは違う。俺にとって変わらない日常は地獄でしかない。
だから、変えたいのだ。
この生活を。
この世界を。
そのために、俺は欲する。
世界に抗う力を。この生活を、何もかもを変えることのできる力を。
世界は望むだけでは変わらない。
分かっていても、今の俺にはどうすることも--。
「あいつさえ、あいつさえいなければ、俺はこんなに苦しまなくてもよかったのに。全て一樹が--」
「だから、一樹は--」
「うっせぇ! お前に何がわかる? 俺がどんな気持ちか? 会社では馬鹿にされ、あげくの果て、俺は悪者扱いだ。ふざけやがって! なんでなんで俺には才能が--」
聞きたくない。親父の愚痴など。
二階に上がって1番奥の自分の部屋に向かう。
部屋に入ると素早く鍵を閉め、窓辺にあるベッドに倒れ込む。明かりもつけず、そのまま俯せになったまま固まった。
もう何も考えたくなかった。
何もしたくなかった。
-変わらない日常-
美代はそれが幸せだと言った。しかし、それは違う。俺にとって変わらない日常は地獄でしかない。
だから、変えたいのだ。
この生活を。
この世界を。
そのために、俺は欲する。
世界に抗う力を。この生活を、何もかもを変えることのできる力を。
世界は望むだけでは変わらない。
分かっていても、今の俺にはどうすることも--。