太陽のあいつ《完結》
家に着くと、
サオリからキスを求めてきた。


舌を絡ませながら
吐息を漏らすサオリ。


俺はもう、どうにでもなれ…
という気分だった。


自分の気持ちと反対のことをしている。


サオリはホントに最高の彼女だ。


でもその彼女にウソを付いている。


俺はサオリ以外の奴を好きになったんだ。


しかも女じゃなくて、
男を…。
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