心も、とろけるほど愛して
「ごめんなさい。美菜に会ってから時間があったら電話するから...」
膨れっ面の流哉を横に濃いめのコーヒーを渡すと服に袖を通し「後で電話するから」そう言って
急いで鞄を肩にかけると振り向きもせず自宅マンションへ戻った。
マンションに戻るとシャワーを浴び丁寧に化粧をし、いつもより上品なスーツに身を包み頬に両手でパチンと気合を入れる。
「っ痛...」
気合入れすぎも月子さんを思うと足りないくらい。