心も、とろけるほど愛して
そう思うと何も言えなかった、あんなに嬉しそうにしていた夢を潰すなんて出来ない。
――愛人の立場で落ち着け
その言葉は私の耳の奥ずっと深い所まで響いたままで出て行こうとしない。
月子さんは、どうして私を愛人の立場に置きたいのかも理解できなかった。
「美菜、もっと呑みなよ」
月子さんとの話を終え、流哉に電話をしようと思ったけど気分が乗らず美菜に電話をし蓮の店でくだを巻いていた。